ここ数年定着してきた言葉の表現で「虹の橋を渡る」という言葉があります。愛犬家を始め、掛け替えのない家族との最後の別れのことを、このように表現するんですね。アメリカの愛犬家が書いた詩が元になっていると言われています。その詩の中では、愛犬は虹の橋を渡っておらず、時が来るまで「虹の橋の元で待っている」そうですが。
私も子供の頃の殆どを共にしてきた家族が、「虹の橋の元へ向かった日」がありました。言葉で意思疎通を図る仲間ではありませんから、殆どが人間側の想像でしか事は語れません。多くの後悔もあれば、感謝の気持ちも同時に残るわけです。
基本となるメロディーは、これまで共に過ごしてきた時間を、昔話として共に語るつもりで書きました。中間の展開部は、ライブの数だけアドリブによって変化します。私自身が演奏するときは、大体その日の出来事を報告する気持ちで変化しています。
「One」とは「唯一無二の存在」と「ワン!」の意味を兼ねています。よってその家族とは「犬」です。
Composer | Jaikki-Rocky |
Movements |
1 Movement |
Year/Date of Composition | 2011.04.18 |
Average Duration | 4 minutes |
Piece Style | Midium Ballade |
Instrumentation | Original; 2 Guitars |