過ぎ去る男

おまえ
明日俺の貸したサンダルを返せ
近いうちにな
かならずだっぞ
 
ようは大泉順次はコレを言いたかったのである
しかし彼は世界新聞にも載ったほど
計算高いことで知られるのである
 
その日僕は何を思ったか
順次の垂らしているルアーを引っ張ってみた
なに
毎回のこと
くだらない話を聴かされるのだ
しかし僕は順次の話を聞いていて
何か得をしたことがあっただろうか
この前はデブ男の脂肪吸引を最速でこなして
男を救ったことを自慢してきた
 
こんな解りきったことを自慢してくるのは
奴がとても小さな男だからである
身長が実際に小さいのは別として
あの男は
フグリ以外は全てが小さい
 
フグリが解らない奴はググレ
 
計算高いのは物事への事象のみにならず
おつりの計算も
一円たりの損得を許さない
 
しかも
それは順次が誰かに誘われたデートでもそうだ
そういうことをするのは決まって
 
自分の好みではない女から誘われたが
 
 
セックスだけはしたいと言う欲求があるときだ
 
 
順次のこのような行動は
はたまた世界新聞で大々的に取り上げられている
僕はこの被害者の女性にコンタクトを取ったことがある
酷いものだ
とりあえず彼女には恐怖心及び
男性不振というトラウマが植えつけられた
 
あいつのサンダルは
5年前にブームが終わったものだ
そういうものを多分奴はわかっていながら
僕に貸して
それの使い心地を試させたのだ
 
あいつはそういう男だ
 
今日
僕は一つ勉強をした