あんなに嫌がっていた独りを、
好き好んでやっています。
その方が他の人に迷惑をかけない、
いや、自分が疲れないから、です。
独りで静かにしてみて、
いろいろ考えてみることにしました。
最近一番気になるのは、
自分が一番嫌いな人たちに、
自分が似てきてしまっているのでは、
という事です。
自分の嫌いな人は、
何故かをよく研究してしまってる故、
わかってしまっているのだと思います。
そう言うのを、
頭の中でぐるぐる巡らせる事により、
自分の脳は染まって行ってしまうのです。
人が喋る。
何がその口を動かし、
声帯を震わせ、
文章を作るのでしょうか。
及ぼす影響ってのは、
どこまで広がっていくものなのでしょうか。
考えるのは疲れます。
要するに逃げです。
みっともない。
そのみっともない姿を隠すためにも。
独りをします。
信じるか信じないかは、
読むあなたに任せます。
僕は嘘をつくつもりもないですし、
都合の良いこともしてしまおうとは、
思っていません。
でも最近眠るのが怖い。
頭が痛くなるのです。
3年前の僕はどんな人だったですか。
誰か知っている人、
教えてください。
そのころの記憶が、
所々無いのです。
事故をやったのは覚えています。
しかし体は殆ど無傷で、
足の軽い捻挫くらいだったと思います。
でもある日、
友人から来たメールで違和感を感じました。
僕はこの人の顔が解らない。
そしてその名の人と実際に対面しても、
知らない顔。
知らない声。
あなたは誰。
実は他にも何人か居たのです。
でも今まで知っていた顔のように、
装わなくてはなりません。
その人と過ごした日々は覚えている。
でも、顔が解らない…。
人の顔だけ、
忘れてしまったのかもしれません。
でもぼくは今生きています。
許して下さい。
そしてこの事について、
僕に問いつめないでください。
もしやとおもったら、
その時は、
僕の目の前で、
名前だけ言って下さい。
今までの皆さん、
本当にごめんなさい。
こんな僕ですが、
生きています。
誰か僕を寝かせてくれ。
眠りたい。
寝られない。
息が止まるような、
そして意識が朦朧として、
ねむりたい。
誰か助けて、
怖い。
怖いいいいぃぃぃぃ…
あああああ